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DEPARTMENT

呼吸器科

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呼吸困難の原因は肺の病気を想像しやすいですが、肺だけではありません。呼吸器系は鼻、咽頭、喉頭、気管、気管支、肺および胸腔からなり、それらの異常は動物種や品種によっても様々です。また、呼吸器系の異常は呼吸困難だけでなくいびき、鼻汁および咳など様々な臨床兆候を引き起こします。呼吸器科では、動物へのストレスや負担を最小限にしながら、それらの原因を突き止め、臨床兆候の改善へ向けて治療を行います。
呼吸器疾患を呈している動物たちの苦痛をいかに取り除き、動物と飼い主様が過ごす幸せな時間を少しでも長く提供することを基本理念とし、飼い主様が安心して当院に大切な家族を預けていただける様に、日々の診察に努めてまいります。

当センターにおける特徴と強み

来院時の呼吸状態を身体検査にて把握し、酸素化による安定化を開始します。安定化の後、超音波検査、血液検査、X線検査または透視検査などを行い、その結果に応じて、飼い主様とご相談の上、全身麻酔下での追加検査に進みます。追加検査ではCT検査、鼻鏡検査、喉頭内視鏡検査または気管支鏡検査などにより確定診断を行います。複数の検査を組み合わせることで正確な診断が可能となり、適切な内科治療および外科治療を行うことができます。
上記の検査を進める際に特に上気道閉塞などでは気管内チューブの挿管など緊急的な対応が必要になる場合があり、気管内チューブの挿管や抜管が困難と判断した際には気管切開等により対応いたします。
当院の呼吸器科では通常の外科手術だけではなく、気管支鏡や胸腔鏡による低侵襲な手術を行うことを目標としており、動物の体格や症状に適したご提案をさせていただきます。

担当医
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濵田 興

はまだ こう

診療科長

H22 酪農学園大学卒

H22 大阪府内動物病院勤務

H27 岐阜大学動物病院勤務

H31 岐阜大学動物病院臨床助教

 

JAHA認定総合臨床医

専門分野:

呼吸器疾患/消化器疾患/内科一般

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